シンガポールで5月14日から16日にかけて国際海洋防衛装備展示会が開催され、中国は同展示会に054A型護衛艦などを派遣した。日本は海上自衛隊の護衛艦「いずも」などが参加したが、中国メディアの今日頭条はこのほど、「準空母と呼ばれる『いずも』がシンガポールで大恥を晒した」と伝える記事を掲載した。

 記事は、シンガポールで開催された国際海洋防衛装備展示会について「多くの軍事関連企業が参加したほか、20カ国を超える国から軍艦が派遣された」と紹介し、日本も「アジアの経済強国として、ヘリコプター搭載型護衛艦であるいずもを参加させた」と紹介。さらに、いずもについては事実上、空母への改修が決まった護衛艦であることを強調しつつ、「外部ではかねてから準空母と見なされていた護衛艦だ」と強調した。

 続けて、国際海洋防衛装備展示会では各国の軍艦が一般開放されるため、「対外的に実力を示す絶好の機会」だと指摘する一方、いずもは「この大切な時に大きな失敗をしてしまった」と主張。見学者がいずも内部の昇降機内に閉じ込められるトラブルが発生し、トラブルの解消に2時間もかかったと伝え、日本にとって最先端の護衛艦が一般開放という「あってはならないタイミング」でトラブルを起こしたと指摘した。

 さらに記事は、今回のトラブルは2時間ほどの修理で完全に原因が解消されたとは考えにくいと主張し、日本に戻ってから時間をかけて大規模な修理が行われるのではないかと推測し、日本は国際海洋防衛装備展示会という大きなイベントで大きな恥を晒してしまったと伝えた。

 一方、中国のネットユーザーからは「日本は軍事的野心を覆い隠すため、こんなトラブルをわざと起こして、脆弱さを装っているのだ」、「こうしたトラブルを理由に日本を軽視するのは危険だ」などといったコメントが寄せられていた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)