大学選びは将来の仕事や生活に影響を及ぼす大きな要素と言えるが、中国人のなかには日本への留学を考慮する学生も少なくないようだ。日本の教育機関で学ぶ外国人留学生のうち約4割を中国人が占めるように、実際日本に留学する中国人は多い。中国メディアの捜狐はこのほど、日本への留学を検討する中国人に向けて「日本の大学で学ぶことはどのような体験となるか」を伝える記事を掲載した。

 記事は、日本の大学や留学生活について語る様々な情報がネット上に存在することを指摘しつつ、自らの日本への留学経験に基づいて「大学生活に見られる日本と中国の違い」を簡単に紹介している。

 まず、記事は「授業の選択方式が大きく異なる」と指摘。日本の大学では学期の初めに「履修登録を行って自ら時間割を作成し、登録期間中であれば授業の様子をふまえて履修の取り消しや追加を行うことが出来る」と、学生主体で授業を選び自分の生活を工夫して充実させることが可能と述べた。

 中国の大学も授業を選択できるとしているが、「日本と比較すると、その選択の幅は形だけで、全体の8割ほどの授業は既に固定されていて、体育と選択科目が選べるに過ぎない」と主張。また、履修の取り消しなど出来ないと違いを指摘した。

 他には、授業の出欠を確認する方法について「教師の点呼は少なく、出欠表に記入して提出する方法が多い」と紹介。授業への出欠の他、レポートやテストの点数も単位取得の要素であるゆえに、友人に出欠を頼んで授業をさぼる学生は少ないと述べた。

 また、日本で学生生活を送るうえで「日本の学生は非常に独立している」と感じたとし、寮で共同生活が主流の中国の大学とは異なり、生活を指導する教員に頼ってはいないと指摘。こうした留学制度を通じ、日中の若い世代が互いに理解を深める機会が増えていることは嬉しいことだと言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)