おひとりさまという言葉が聞かれるようになって久しく、1人で旅行に行ったり、外食したりする女性は増えてきた。それでもまだ「ラーメン屋」に1人で入るのはハードルが高いようだ。中国メディアの今日頭条は16日、「なぜ日本の女性は1人でラーメンを食べられないのか」と題する記事を掲載した。中国では日本のようにラーメン店に女性1人では入りにくいということはないが、日本では少々事情が違う。記事はその理由には3つ考えられると紹介している。

 その1つとして記事は、「上品でない」からだと分析。ラーメンのほかにも牛丼も「上品さに欠ける」ため、日本の若い女性は食べられないとした。日本の若い女性が好きなのはヨーグルトやサラダ、チョコといった食べ物で、しっかり食事を取りたいなら自分で弁当を作るので、「男性でいっぱいの店で上品さに欠ける牛丼を食べる必要はない」と思うのだと主張した。

 2つ目には、日本では「性別によってふさわしい食べ物とそうでない食べ物がある」と分析。女性にふさわしい店には喫茶店、デザート店、そば屋などがあるとされ、逆に女性の好むおしゃれな店には男性が入りにくい傾向があるとも伝えている。

 3つ目は、「友達がいないと思われたくない」こと。日本には便所飯という言葉もあるほどなので、「友達がいないことを悟られたくない感情が強いのだろう」と感想を述べている。

 しかし、最近ではそんな風潮にも変化が表れていると言えるだろう。記事は、日本のドラマでも若いOLが1人で居酒屋に入ったり、「脂っこく、上品さに欠け、中年男性客が多い」代表とも言えるラーメン店に、女子高校生が1人で入る内容も見られるようになったと紹介している。

 実際には、ラーメンをもっと自由に食べてみたいと思っている女性は少なくないだろう。ラーメン好きの女性も少なくないはずであり、女性客の取りこぼしは店にとっても少なからぬ機会の損失となっている。日本の概念を変えるためにも、女性客を取り込むアプローチや宣伝は必要なのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)