日本人のルーツについてはこれまで様々な論議が繰り返されてきたが、数ある説のうちの1つに中国の雲南周辺が日本人のルーツであるとするものがあるという。中国メディアの快資迅は13日、「なぜ日本人の起源が雲南にあり、韓国人の起源は湖南にあるという説が語られるのか」と問いかける記事を掲載した。

 記事は、日本人と韓国人の起源がそれぞれ中国にあると主張する説が存在することを紹介。歴史を通じて日中韓の関係は様々に変化してきたが、時を遡ってみた場合、日本人と韓国人のルーツが中国にあるとすれば、それは興味深いことと言えるだろう。日本人と韓国人のルーツについては諸説あるため、記事が紹介した「日本人の起源が雲南にあり、韓国人の起源は湖南にある」という主張の真偽はひとまず脇において、記事は「それぞれの主張の根拠」について伝えている。

 まず、なぜ日本人のルーツが雲南にあると言われるかについて、「1980年代頃から日本人の学者が雲南省に住む彝(イ)族などの少数民族にルーツを探して調査した」ことや、泰の始皇帝が徐福(じょふく)を東方に派遣した際、「500人ほどの従者を日本へ連れて行った」という記述が古い文献に残されていることなどを挙げ、こうした話が「雲南省にルーツがある」という主張につながったと主張した。

 また、韓国人のルーツが湖南省にあるという主張についても「韓国と湖南省の文化的な類似点が多いこと」を指摘。加えて「湖南省の漢江(かんこう)という河川の名前と、その流域の地名と同じ地名が韓国にもあること」を理由としている。

 記事は、ルーツにまつわる説の真偽はともかく「中国の文化が優れているからこそ、周辺諸国へ大きな影響を与えるものに成り得た」として結んでいる。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)