日本にはない中国の食文化の1つとして、瓜子(グアズ)つまりヒマワリの種を炒ったものを軽食として食べる習慣がある。中国人は高齢であっても若年であっても、種を口の中に運んだあとは手を使わずに舌と歯だけを起用に使って殻と身を分けて食べることができる。

 グアズ以外にも日中の食文化には様々な違いがある。中国メディアの今日頭条は15日、飲食店で見られる「日中の食文化の違い」について伝える記事を掲載した。

 記事がまず挙げた違いは「お冷や」だ。日本の飲食店では季節を問わず、氷が入った水が提供されることが多いが、これは中国人からすれば驚き以外の何物でもないという。中国では冷たい水は「体に良くない」という中国医学の考え方が一般的に浸透しており、特に女性や高齢者は冷たい水を飲むのを避ける。なかには真夏であっても冷水は飲まないという人もいるほか、ビールですら常温のものを飲む人がいるほどだ。また、起床時に冷たい水は飲んではいけないという考え方も中国では広く浸透している。

 さらに、日本ではレストラン等で食後に余った料理を「テイクアウト」することはないと紹介し、これも中国とは大きく違っている点だと強調した。中国ではテーブルいっぱいに料理を注文する人が多いため、余った料理を持ち帰るのはごく一般的な行為だが、日本では料理が大量に余るような注文の仕方はマナー違反とされるため、余った料理を持ち帰ることはないと説明した。

 記事は、最後に日本の「食の安全性」の高さを絶賛したが、健康を害する食品が市場に存在しないとはまだ断言できない中国社会にとって、この点こそが日中の食文化における最も大きな相違点なのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)