中国メディア・環球網は16日、四川省で行われたアニメ展の様子と称して日本の成人向けコスプレ展の画像をネット上に掲載したとして、ネットユーザーが摘発され刑事拘留を受けたと報じた。

 記事は、今月1日から3日にかけて四川省成都市天府新区にある中国西部国際博覧城で「第3回World Line Animation展示会」が開かれたと紹介。「本来はアニメ界の一大イベントであるにもかかわらず、ある人物が不協和音を鳴らした」とした。

 そして、2日午後にあるネットユーザーが中国版ツイッター・微博上で「今日の成都アニメ展」と称して複数の写真を掲載したが、そこにはイベント内で女性が非常に露出度の高い服を身に着けている様子が写っていたと伝えた。調査の結果、この写真は日本の成人向けコスプレイベント「コスホリック」のものであることが判明したと説明している。

 そのうえで、同新区の警察当局が「注目を集めるために日本の成人向けイベントの写真を成都アニメ展の様子としてネットに掲載し、意図的に虚偽の情報を流した」として操作に乗り出し、江蘇省南京市の警察当局の協力を得て14日に当事者のネットユーザーの身柄を拘束したと伝えた。容疑者のネットユーザーは容疑を認めており、法に基づき刑事拘留処分を受けているとのことである。

 「そんなことで捕まってしまうのか」という印象を禁じ得ない今回の一件だが、中国では「社会に悪影響を与える」と判断されたネットユーザーが警察から取り締まりを受ける事例が日常的に発生している。中国ではネット上の発言にくれぐれも注意したほうがよさそうだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)