中国には「川蔵線」と呼ばれる全長5476kmの国道があり、その一部に「川蔵南線」という全長2140kmの道路があるが、四川省成都とチベット・ラサをつなぐこの川蔵南線は中国で最も険しく、通行難度が最も高い国道の1つとして中国人に知られている。
 
 しかし、同時に川蔵南線は変化に富む美しい景色でも知られており、世界の屋根と呼ばれる青海チベット高原東部の横断山脈地区の独特の地形を楽しむことができる。この国道の旅は一生忘れられない体験をもたらすという中国人さえいるほどだ。では、中国が誇るこの険しく美しい国道を走行するのにふさわしいのは、どのメーカーの自動車だろうか。中国メディアの今日頭条は14日、「中国人としてはすごく心が痛む」としながらも、「険しい川蔵南線を走破できるのは日系車だけだ」と説明する記事を掲載した。

 記事は、チベットや新疆ウイグル自治区の人々はみな日系車を選択しており、それは「壊れない」という非常に簡単な理由からだと説明。中国の熟練ドライバーにとってフォルクスワーゲン・ジェッタは壊れない車の代名詞だが、道路環境の険しい中国西部地区では日系車の丈夫さ・頑丈さにはドイツ車も全く歯が立たないと絶賛した。
 
 さらに、「西部地区は良質の燃料を入手しにくいが、日系車は燃料の良し悪しを問わない」という点は日系車のすごさであるとし、この点で特に日系のSUVは、水やディーゼルを混ぜさえしなければどんなガソリンでも正常に走るという「常軌を逸する」安定性があり、これは西部地区の人々が惹かれる日系車だけが持つすごさだと絶賛した。

 美しい景色を楽しむための旅行中とは言え、人の少ない道路が険しい道中で自動車が故障するという事態を想像すれば、やはりドライバーは必然的に最も信頼できる自動車を購入するだろう。日本企業の技術は、中国が誇る美しい国道においてもその真価を発揮している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)