サッカーの発展を目指しているものの、なかなか成果が出ない中国。日本の育成・指導方法に学ぶべく、日本からコーチを呼び寄せる動きも見られるが、一方でトラブルも起きているようである。中国メディア・東方網は15日、中国プロサッカー2部・甲級リーグのクラブで、日本人コーチ4人の給料に未払いが生じていることが明らかになったことを「恥さらし」として報じた。

 記事は、「今日は、中国サッカーに関するネガティブなニュースが入ってきた。そして、日本と中国のサッカー協会を震撼させた。正直、恥ずかしく、メンツ丸つぶれな話である」としたうえで、中国サッカー協会が13日に同リーグの北京北体大が4人の日本人ユースコーチの給料を支払っていなかったことに関する聴聞会を開いたと伝えた。

 そして、この日本人コーチ4人がやむを得ず日本サッカー協会に訴え、日本の協会から中国の協会に対して質問状が出されたと紹介。同クラブから給料が支払われなかった理由が、コーチが現在の同クラブ所有者ではなく、従来のオーナー企業だった北京控股と契約していたためとされているが、外部からは両者が内部で協調を図り、コーチに給料を支払うべきだとの声が出たことを伝えた。

 記事は、サッカー環境の良さ、サッカーレベルの高さから、日本のユース指導者はレベルが高いとし、以前には中国にやってきた日本人コーチが、ユース選手の前で喫煙していた中国人コーチを批判する出来事も起きていたと紹介。給料は当然支払われるべきものであり、トラブルを知った中国のネットユーザーからも「恥さらし」といった厳しい声が出たと伝えている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)