中国メディア・東方網は13日、高い走行性能と頑丈さで中国の消費者からも人気が高いドイツ製自動車について「その中にいったいどれほどの日本の技術が使われているのか」とする記事を掲載した。

 記事は、「日本もドイツも工業レベルが高く、自動車分野でもドイツ車は丈夫で豪華、日本車は小回りが利いてリーズナブルといった特徴を持っている」としたうえで、ドイツ車の中で採用されている日本の技術について7つ挙げている。

 1つ目はターボチャージャーだ。ターボの発祥地である日本には低コストで高品質なターボチャージャーを製造する技術があり、フォルクスワーゲンなどのドイツメーカーも日本製品を用いているとした。

 2つ目は、ICを使ってデータ分析し、制御を行う電子制御システムである。日本最大の自動車部品メーカー・デンソーがこの分野で大きな強みを持っており、ドイツ車の一部にも同社製のユニットが採用されていると伝えた。

 さらに、3つ目にアイシン精機が大きなシェアを持っている変速機、4つ目に小糸製作所が業界をリードしている各種ランプ、5つ目にエンジンのピストン運動を回転力に変える重要な部品で愛知製鋼製が有名なクランクシャフト、6つ目には四駆車に用いられ、前後の軸間で発生する回転差を解消するための部品で、ジェイテクトのトルセンに代表されるセンターデフを挙げている。

 そして、最後の7つ目は、自動車本体に取り付けられる部品ではなく、自動車を造るのに必要なレーザー溶接ロボットを挙げ「ドイツ車は強度の高い鋼板を大量に用いており、短時間に細かい溶接を完成させるには精度が高く信頼できる日本製の溶接ロボットが必要なのだ」と説明した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)