中国では長年続いた「一人っ子政策」を撤廃し、第二子の出産を認める政策へと転換したものの、少子化が加速していると言われている。また、高齢化も予想を上回るスピードで進んでいると言われ、中国経済の将来に暗い影を落とすものとなっている。日本でも少子高齢化が深刻な社会問題となっているが、中国メディアの今日頭条は7日、日本の人口が8年連続で減少していることを指摘する記事を掲載し、「200年後には国自体が消滅してしまうかもしれない」と伝えた。

 記事はまず、日本はアジアでもトップクラスに経済が発展した国ではあるものの、近年は人口減少が深刻な問題となっていると指摘。その証拠として、毎年5月5日の「こどもの日」に合わせて公表される15歳未満の子供の推計人口が前年より18万人少ない1533万人で、総人口に占める割合は12.1%にとどまり、その数は38年連続で減少し続けていると紹介した。

 続けて、日本の人口が減少を始めたのは2008年ごろからだが、減少幅は年々拡大していると伝え、2017年には死亡者数が出生者数を39万人、18年では44万人もそれぞれ上回ったと紹介し、専門家は「このままのスピードで人口減少が進めば、200年後には国自体が消滅してしまうかもしれない」と警告していると強調した。

 続けて記事は、日本の少子高齢化の主な原因は「晩婚化」にあると分析。2015年の統計で男性の初婚年齢は31.3歳で、女性は29.4歳であったと伝え、晩婚であるために夫婦が持てる子どもの数は減り、なかには子を持たない夫婦もいると伝え、「日本人は消滅の危機に立たされている」と論じた。

 中国でも少子高齢化は対岸の火事ではない。長年続いた「一人っ子」から「二人っ子」へと政策を転換したものの、少子化が加速しているのが現状だ。2018年末時点で、中国の65歳以上の高齢者人口は1億6700万人で総人口の11.9%に達した。このままのペースで進めば、2025年には高齢社会、2035年には超高齢社会に突入すると予想されており、中国政府は「二人っ子政策に失敗したら三人っ子政策を始めるのでは」とも噂されているほどだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)