日本と中国の女性とでは、出産に対す考え方が随分と違うようだ。中国メディアの捜狐は10日、日本人女性は産後の回復が中国人女性よりも早いとする記事を掲載した。同じアジア人なので、体質の違いではないとすれば、習慣や考え方に違いがある可能性が高いようだ。

 妊娠すると、妊婦の体は約10カ月かけて変化していくため、妊娠前の状態に戻るのに時間がかかるのは当然だ。しかし、日本の女性は体の回復が早いという。記事は、日本と中国の女性とでは、「妊娠中の違いが大きい」と指摘している。

 中国では、日本ほど核家族化が進んでおらず、親と同居している家庭が少なくない。そのため、中国の女性は妊娠中も出産後も義理の両親の手厚い世話を受けるケースが多い。記事は、中国の妊婦は「保護動物のように」大切にされ、たくさん食べさせられると紹介。「2人分を1人で食べなければならない」という考えから、度が過ぎて太り過ぎる傾向にあると伝えた。

 その点、日本の場合「医者が妊婦の体重を厳しくコントロールする」と紹介。肥満気味の妊婦には、医者が親切に説明し、なぜ体重を抑える必要があるのか、このままでは母子の体にどんなリスクがあるのか教えてくれると感心している。そればかりか、それぞれの妊婦に合わせたレシピやメニューを提案してくれる場合さえあると伝えた。中国では定期検査も流れ作業で医師と妊婦との間にコミュニケーションはなく、医師からこうした細やかな指導と情報が提供されることは少ないようだ。

 また、日本は妊婦自身も自己管理を徹底していると称賛。食事を制限すると空腹になりやすいため、多くは食事のほかに果物などの間食を取り、運動を心がけるなどしているため、産後の回復が早いのだと分析した。

 最後に記事は、中国では日本のように医師から細かなアドバイスが期待できないため、自分で飲食の記録を付けてカロリー計算をし、体重計を用意して毎日体重を量り、肥満防止にゆったりとしたマタニティウェアを避けるようにとアドバイスした。このように比較すると、日本の妊婦は情報に通じていて医者からの指導を受けることができ、元気な赤ちゃんを産むことはもちろん、健康や美への意識も高いと言えるだろう。日本の医師の細やかな配慮や指導も、他国と比べてみると当たり前ではなかったようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)