中国では日本や日本人と聞くと、多くの人が歴史上の出来事を連想してしまい、感情を害してしまう人が多いというが、それでも日本の「他国から積極的に学ぶ態度」は尊敬に値すると認めるという。中国メディアの今日頭条は6日、民族的な感情を別にすれば「日本は学ぶに値する国である」と主張する記事を掲載した。

 記事はまず、日本は国土が狭いため人口密度が高く、地震などの自然災害が多発する厳しい環境にある国であると強調する一方、それが「頑強な意志を持った国民性」を醸成し、さらには他国の長所に学び、その長所を吸収して我が物にできる能力をもたらしたと主張。

 中国は歴史上、世界をリードする立場にあった期間は長く、日本も中国から大きな影響を受けた国の1つであり、中国に「遣唐使」や「遣隋使」を派遣して中国の進んだ文化や宗教、様々な工芸品を学んだと指摘。その後、西洋諸国が発展すると日本は学ぶ対象を変更し、進んで西洋諸国に学びつつ、自国の文化と融合させて発展を遂げたのは周知のとおりであると強調した。

 結論として記事は、中国人の多くは日本や日本人に対して良い印象を抱けずにいるとする一方で、日本人の「他者の長所を吸収して我が物にできる能力」は中国人が学ぶに値するものであると主張した。

 近年の中国は「パクリ」と批判されつつも、諸外国の技術を取り入れつつ、極めて急激な発展を遂げている。北京や上海などの都市部では日本以上の超高層ビルが建ち並んでいる姿を目にすることができる。中国がパクリではない形で諸外国に学ぶことができれば、批判されることもなく、その発展も世界に受け入れられるのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)