中国メディア・東方網は10日、日本の書店で販売されていた中国語の教材の中身を見た中国人が気分を害したとする記事を掲載した。

 記事は、「今は各国間で交流が緊密になっており、中国の書店でもずいぶん前から日本語や韓国語をはじめとする外国語の教科書が売られるようになり、大小さまざまな語学講座も雨後の筍の如く出現している」とした。

 そのうえで、先日ある中国人ネットユーザーが日本の書店で1冊の中国語教科書を開いてみたところ、その中身が人を不快にするものだったと紹介。「本を見終えて感じたのは、この本を編集した人は中国に行ったことのない日本人ではないかということ。中国語に対する理解がまるで他人からの又聞きのように感じられ、書かれているのは確かに中国語なのだが、いろいろ切り取って自分の都合のいいように解釈している印象を覚えるのだ」と説明している。

 また、本の中には大量の中国語のスラングが出てくることに言及し「確かに日常生活においてこのような言葉を使うことはあるが、それを教科書として堂々と本に印刷するというのは些か問題がある」と評したほか、いくら実際の生活で使うことがあったとしても「何から何まで全部スラングしか話さないなどという人はいない」とし、この本が中国人に対する大いなる誤解の元に構成されているとの見方を伝えた。

 外国語を勉強していると、何となくスラングを使ってみたくなることはあるだろう。ただ、生半可な理解で使えば大きなトラブルに巻き込まれる可能性もあるから注意が必要だ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)