いよいよ来年に迫った東京五輪。日本勢のメダル獲得に期待がかかるが、データ専門会社のグレースノートによると、日本の金メダル獲得数は31個で世界3位、メダル総数は63個と予測されるという。いずれも過去最多のメダル数だ。中国メディアの今日頭条は9日、この予測を受けて中国チームは気を引き締めなければならないとする記事を掲載した。

 記事はまず、これまでの五輪で日本が獲得した金メダル数を振り返った。最高数は1964年の東京大会と2004年アテネ大会の16個で、総数は2016年リオ五輪の41個が最も多かった。日本オリンピック委員会(JOC)は、金30個を目標としており、今回の予測とほぼ同数となっている。

 しかし、「前回のリオ五輪では金メダル12個だった」と記事は指摘。リオ五輪の3倍近くに相当する31個もの金メダルを取れるのだろうか。記事は、決して不可能ではないといえる2つの理由があると分析。1つは、実際にそれだけの「実力を付けてきている」こと、もう1つは「開催国」であることの強みだ。

 中国でも、北京五輪では前大会の32個を大きく上回る51個という結果で、「米国を抜いて初めて世界一」になったと誇らしげに伝えた。同様に韓国も、1984年の大会では金メダル数は6個だったが、4年後のソウル五輪では倍に当たる12個を獲得していると指摘した。

 記事は結論として、この予測はあり得ないことではないと指摘。東京五輪では、体操、卓球、バドミントン、柔道など日本とメダル争いになると思われる種目が多く、中国は本気になって準備しなければいけない、と警戒感を示した。JOCの金メダル30個という目標は高すぎると感じていた人は少なくないが、中国からも十分可能性のある数字だとみられているようだ。日本が「全大会の約3倍」の金メダルを獲得できるのか、日本選手たちの活躍に期待したい。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)