中国メディア・東方網は7日、中国人学生が日本への留学を考えるうえで留意すべき事柄を紹介する記事を掲載した。とくに、日本の大学へ入る前にほとんどの中国人留学生が通うことになる日本語学校に関する留意点が多くなっている。

 まず、日本にある日本語学校は単なる語学研修期間であり、正規の学歴教育機関ではなく、中国国内にある語学学校と本質的には変わらないとした。一方で、日本の学校に行くメリットとして、留学生にビザを提供してくれる点があると説明した。

 次に、日本の大学に入るには基本的に日本語学校で日本語能力を磨く必要があるが、これは決して必須ではないと説明。中国国内ですでに日本語の検定証書を持っていれば、留学生向けの試験を受けて日本の大学に入ることができるとしている。

 また、日本語学校の実力と質を正しく把握するには、学校法人の資格を持っているか、過去の進学率がどれほどかといった点に注目すべきであり、立地条件や留学生の数だけを参考に判断してはならないと伝えた。

 さらに、日本語学校には大学のようなランキングはそもそも存在しないと指摘。これは、客観的なデータで各学校を比較することが難しいからであるとし、一部の留学機関が出しているランキングは「自分たちの都合のいい条件で並べているにすぎず、あまり参考にならない」と説明した。

 記事はこのほか、日本と中国では大学における「研究生」の意味合いが全く違うことにも言及。中国の「研究生」は修士や博士の学位取得を目指す、いわゆる「大学院生」に相当するが、日本の「研究生」は実際「聴講生」に過ぎず、学位を得ることはできない点に留意が必要だとしている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)