歴史上、中国はずっと世界有数の大国であり続けたが、近代において一時的な立ち遅れを経験したためか、国際社会における自国の地位に強いこだわりを見せる中国人は少なくない。

 中国は国内総生産(GDP)で日本は追い抜いたが、日本は今なお世界3位の経済大国であり、同時に世界有数の先進国の1つだ。それゆえ中国人としては国際社会における日本の地位についても気になるようだ。中国メディアの今日頭条は3日「日本は今でも世界の強国と呼ぶことができるのか」と問いかける記事を掲載した。

 記事は、中国人は日本に対して様々な感情を抱いているとしても、「日本が国際社会における強国であることは認めざるを得ない」と指摘。また、中国も急速な経済発展を遂げ、GDPにおいては日本を遥かに上回っているとしても、「決して侮ることは出来ない国が日本である」と主張した。

 それは2016年から18年までのGDPを見ても、日本は世界3位という「三流役者」の位置にとどまっているものの、中国の1人あたりGDPは日本に遠く及ばないのが現状だと指摘。また、日本の製造業は世界有数の競争力を持ち、自動車や電子製品の販売によって世界的に技術大国として認知されていると指摘した。

 続けて、日本の防衛力について「第2次大戦後の日本は組織的な軍隊を持つ権利を失ったが、自国の防衛のための自衛隊という陸空海の組織を持っている」と強調し、その実力は中国ほどではないにしても、世界有数であると強調した。

 防衛力や工業力、経済規模などを総合的に評価すれば日本は今なお世界の強国であるのは間違いないと指摘する一方で、「日本は軍隊を持たないとしても、戦争を待ち望む凶暴な狼の気質を隠し持つ危険な国家」であると主張し、強国である日本に対する警戒を緩めることはできないと伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)