中国の近年の科学技術力の向上には目を見張るものがあるが、それでも多くの中国人にとっては日本の科学技術力の高さは脅威であり、同時に感服させられる水準であるようだ。

 中国メディアの快資訊は8日、中国人が日本の製造業に対して抱くイメージは「高品質で耐久性が高く、細部までこだわりがあって使いやすい」というものだと伝えつつ、日本の製造業を支えるのが高い科学技術力であると主張、日本の科学技術力はなぜ高いのかと疑問を投げかける記事を掲載した。

 記事は、日本の科学技術力の高さを支える要因は「学習」にあると伝え、日本は「優れたもの」から学ぶことが得意であると指摘。明治維新前の日本は農業国であり、当時の中国より圧倒的に立ち遅れた国だったと指摘する一方で、明治維新後は急激に国力を伸ばしたと強調し、それはまさに「学習」のおかげであると指摘した。

 さらに、日本は英国や米国など、その時代で最先端の国から謙虚に学び、成功事例や経験も含めて模倣からスタートしたと主張。だが、模倣から徐々に独自の革新を加え、改善を継続して行うことで、西側諸国が長い時間を辿った道のりを日本は短期間で再現してしまったと論じた。

 また、日本人の学習能力の高さは、日本人の教育水準の高さも関係していると伝え、現代の日本は全国民に基礎教育を無償で提供していることから、国民の教育水準が一定のレベル以上にあると指摘し、こうした基盤は科学技術力の高さを実現するうえで重要な役割を果たしていると強調。つまり、日本の科学技術力の高さは「学習」と「教育」によって実現したものであると伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)