中国は日本以上の学歴社会だ。それゆえ、都市部では子どもをより良い大学に入学させるために、幼稚園の頃から大学受験を意識した教育を与える家庭は少なくない。また、中国は少子高齢化が進んでいると言えども、中国はもともとの人口が多いゆえ、子どもたちの競争も激しく、小学生であっても毎日多くの宿題に追われ、朝早くから夜遅くまで勉強漬けの毎日を送っている。

 それゆえ、日本や米国など外国の子どもたちが毎日どのような生活を送っているかを知ると驚く中国人は多いようだ。中国メディアの快資訊は2日、米国、日本、韓国、そして中国の学校における下校時間を比較する記事を掲載し、「中国の子どもたちが如何に長い時間勉強しているかが分かった」と伝えた。

 記事はまず、各国で教育方法は異なっているため、下校時間もそれぞれ異なっていると紹介。では、米国と日本と韓国そして中国でどのような違いがあるのだろうか。まず、米国の子どもたちは「非常に気楽」であり、午後4時ともなれば下校できると紹介。これは勉強を強制されず、自主的な努力が求められるためでもあると指摘する一方、下校時間は早めであると指摘した。

 続けて、日本では米国よりさらに早く、午後3時ごろには授業は終わるのが一般的だと指摘。一方、韓国では比較的遅く、午後6時ごろが下校時間となるとし、この時間になるとすっかり疲れ果てていると指摘した。

 続けて、米国、日本、韓国、そして、中国の子どもたちを比較すると「最も疲れているのは中国の子ども」だと主張。中国の子どもは朝早くから夜遅くまで勉強していて、寮生活をする学校に通う子どもであれば、午後10時になってようやく授業が終わると強調し、「中国の子どもは非常に長い時間勉強している」と伝えた。

 非常に難しい試験「科挙」が存在した国であるだけあって、中国の子どもたちは確かに長い時間勉強している。夜の10時まで授業がある学校は多くはないだろうが、中国の学校では毎日多くの宿題が出されるため、下校後も子どもたちは宿題を終えるために夜遅くまで勉強しなければならないのが現状であり、中国の子どもたちの多くは大きなストレスを抱えていると言われている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)