日本では史上初の10連休となったゴールデンウイークに海外旅行へ出かけた人も多いことだろう。中国でも5月1日の労働節(メーデー)に絡んで1日から4日まで連休となっていた。連休期間中に日本を訪れた中国人も少なくなかったようだが、日本と中国の文化や習慣の違いに驚いた人も多いようだ。

 中国メディアの捜狐はこのほど、日本では公共の場所であったとしても靴を脱ぐ必要がある場所が存在すると紹介し、「靴を脱ぐ」という習慣をめぐって中国人は戸惑いを感じていることを紹介した。

 記事はまず、世界の国々には様々な習慣や文化があり、海外を訪れることで異文化を楽しむことができると指摘する一方、中国では何気ない行為として捉えられることであっても「海外では失礼な行為」とみなされることもあると紹介。また、その逆のパターンとして、海外では「マナー」と見なされることも、中国では「失礼な行為」に当たるものもあると強調した。

 続けて、日本では屋内に入る際に「靴を脱ぐ」習慣があるのは、中国でも広く知られていると指摘。だが、中国では時と場合によっては人前で靴を脱ぐことは大変失礼な行為となると指摘し、それゆえ日本で靴を脱がなければならない場合に戸惑いを感じてしまう人もいると指摘した。

 さらに、普段人前で靴を脱ぐ習慣のない中国人としては、靴を脱いだ後の足の臭いによって、周りの人に迷惑をかけてしまわないか不安にもなると強調する一方、日本を訪れたからには日本のマナーを尊重すべきであり、「あまり考えすぎずに素直に靴を脱げば良いのだ」と論じた。

 記事は、中国人が戸惑う日本の習慣を挙げたが、逆に日本人も中国の習慣に驚かされることも多い。中国人は友人同士など人間関係が良好な人同士の場合は距離感が非常に近い。日本であればどれだけ親しい間柄であっても急に友人宅に押しかけるようなことはせず、前もって連絡してから行動することがマナーだが、中国人の場合はそうではなく、事前の連絡なしに訪問したりされたりしても、お互いになんとも思わないのが普通だ。どの文化や習慣が良いか悪いかではなく、それぞれを尊重することが大切だということだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)