中国メディア・東方網は7日、「日本のメッシ」と称される17歳の久保建英選手がU-20ワールドカップのメンバーから外れたことについて「その原因がとても羨ましい」とする記事を掲載した。
 
 記事は、日本サッカー協会が同日、今月末にポーランドで開かれるU-20ワールドカップのメンバー21人を発表し、その中に久保選手の名前が入っていなかったと紹介。その理由について「6月にブラジルで開催される南米選手権に参加するからだ」とし、17歳の久保選手にとってはA代表入りは「飛び級のさらに飛び級」になると説明した。

 そして、この件からは日本協会が久保選手を非常に重視し、南米選手権というよりよい鍛錬の場を久保選手に用意したことが伺えると同時に、日本では優秀な若い選手が非常に多く、続々とA代表に戦力が輸送されていることが分かるとの見方を示し、「われわれ中国サッカーファンは、羨望を禁じ得ない」と伝えている。

 また、久保選手以外にも鹿島アントラーズの安部裕葵選手、サンフレッチェ広島の大迫敬介選手も同様に「飛び級」で南米選手権に派遣される予定であると紹介。U-20代表としての戦力は些か下がるものの、それでも大多数のメンバーはJリーグで出場機会を得ており、同じ年代の中国選手がチーム事情により頻繁に上がったり下がったりする状況とは異なるとしたほか、U-20の大会は日本にとってあくまで鍛錬の場であり成績は二の次である点も中国とは違うと説明した。

 記事は、中国代表もかつてはU-20ワールドカップで輝いた時期もあったが、現在では出場権すら獲得できない状況であると紹介。6月に開催されるU-23のトゥーロン国際大会に五輪世代代表が出場する予定になっているとしたうえで、「このような親善試合的な要素の強い大会に主力を派遣する状況は、一体何の問題を物語っているのだろうか」と疑問を提起している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)