中国メディア・東方網は6日、「日本人の貧困基準を知った中国人が驚きを示した」とする記事を掲載した。

 記事は、アジアで本当に先進国の水準に達していると言えるのは日本ぐらいであり、韓国はソウルなどの大都市では先進国並みの生活水準であるものの、その他では貧しい生活をしている人が少なくないとした。そして、日本では貧富の差が激しくなく、全国各地の生活レベルが平均に近い状態であると紹介。「ストレスが大きく、自殺者も決して少なくはないが、国民全体の生活は非常に幸福な物である」と伝えた。

 そのうえで、日本の一般的なサラリーマンの平均年収が440万円となっており、中国の平均収入よりもはるかに多いと説明。住宅にかかる費用が高いものの、生活をする上では十分な収入であり、「こうしてみると、日本にはほとんど貧困者はいないように思える」とした。一方で「実はそれは誤りだ」として、日本にも貧困者を定義する明確な基準が定められており、大人が2人いる4人世帯の可処分所得が約244万円未満の場合貧困と見なされると伝えた。そして、「これは中国では平均収入の高い層に入るが、日本ではなんと貧困世帯と定義されるのだ」としている。

 また、日本では収入が多いだけではなく、各種の資金補助制度も充実しており、会社を退職後にすぐ仕事が見つからなくても一定期間ある程度の収入を得ることができる失業保険や、世帯収入に合わせて幼稚園の費用に補助が出ることなどを紹介。「日本では仕事さえしっかりしていれば、基本的に路頭に迷うことはない。日本にはホームレスが少なからずいるが、そのすべてが本当に困窮しているわけではない」と伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)