中国メディア・東方網は5日、長寿大国として知られる日本での研究で、ある「動作」が健康長寿につながることが分かったとする記事を掲載した。

 記事は、長寿について考える場合、多くの人が「タバコを吸わない、酒を飲まない、たくさん運動する、肉を控え野菜を多く食べる」といった事柄を思い浮かべる一方、実際に長生きしている人の生活習慣を見ると、必ずしもこれらの事柄を実践しているわけではなく、タバコを吸い続けていたりお酒を飲み続けていたりする人も少なくないと紹介した。

 そして、100歳まで生きるお年寄りがそれぞれ異なる生活習慣を持つ一方で、概ねある共通点を持っていると説明。それはよく笑うことでポジティブな心を保っていることだとした。そして「実際、良好な心の状態が最も有効な長寿への道なのである」と伝えている。

 そのうえで、日本で行われた多くの研究により、たくさん笑うことは有酸素運動につながり、腹筋をはじめとする体の様々な筋肉を動かすことで消費カロリーが高まり、健康に対して様々なメリットを持っていることが明らかになっていると説明。その例として、2万人の65歳以上の高齢者を対象にした研究では、常に笑わない人は常に笑う人に比べて脳卒中のリスクが1.6倍、心筋梗塞のリスクが1.2倍になるという研究結果を挙げた。

 記事は、笑うという動作は健康長寿のための伝家の宝刀とも言えるものであるにもかかわらず、特にアジア地域では大っぴらに笑うことを好まない傾向にあり、場合によってはだらしない行為と認識されがちであると紹介。「人間が生きるうえで一番大切なのは、楽しく生きること」であるとし、健康長寿のためにもたくさん笑うことを勧めている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)