中国メディア・東方網は3日、「日本は土地面積がこんなに小さいのに、どうしてこんなに発展できたのか」とする記事を掲載した。

 記事はまず、近代における中国の「屈辱の歴史」のなかで、日本が中国から多額の賠償金を勝ち取ったと紹介。日清戦争で得た賠償金が日本の近代化を速め、現代に至るまでの基礎作りに大いに役立ったとの見解を示した。

 次に、日本は「むしろ国土が広くないからこそ、ここまで発展することができた」としている。記事は、日本は国土が狭いことでインフラをスピーディに整備でき、急速な発展につながったとする一方で、中国は非常に広大な土地を持っていることから発展するのに時間がかかったと説明した。

 また、1つの事柄について徹底的にその境地を追求し、努力を惜しまない日本人特有の精神も日本の経済や社会の大きな発展につながったとしたほか、民族の伝統文化を守ってきたことも国を豊かにする一因になったとしている。

 さらに、日本には家電製品や精密機器分野における高い技術力があったこと、古代は中国から、近現代は欧米から先進的な技術や思想、文化を取り入れるなど、他所から学ぶのが上手だったことも大きな要因として挙げた。

 国土が広いことでスケールメリットが生まれる一方で、どうしても地域格差が生じやすくなるほか、小回りが利きにくくなる。かたや、国土が狭いとスケールメリットが期待できないものの国としてまとまりやすい。時期こそ違えど日本と中国はともに約40年で急速な経済や社会の発展を実現してきた。ただ、そのメカニズムや本質的な部分は、国の大きさの違いゆえ異なると言えそうだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)