少子高齢化で人口が減少している日本。しかし、地域別にみると人口が増加している所もある。2019年1月の東京都の人口推計は1385万人に達し、前年同月比10万人増だった。これで東京都の人口増加は23年連続だという。

 中国メディアの今日頭条は3日、日本全体の人口が減少している中で東京の人口は増加していることについて、「このスーパー都市はどうやってレベルアップしているのか」と東京の秘策を探る記事を掲載した。

 記事はまず、東京がいかに「スーパー都市」であるかを紹介。東京の人口は日本の人口の約11%に相当し、首都圏人口だと3分の1に相当すると記事は指摘した。では、なぜ東京に人口が集まるのだろうか。記事は、大都市に人口が集中するのは世界のどの国も同じだとしつつも、「転入・転出届」の提出だけで移転できる便利さが理由の1つにあると分析。移転後は行政サービスや福祉などをすぐに受けられるため、気軽に東京に移転してくるのだという。

 また、政府の努力も大きく関係していると記事は分析。過去には人口の急増で、東京でも交通渋滞や環境悪化、インフラや公共施設の不足などの問題が多かった時期もあったが、都内のいくつかの街を副都心に指定してインフラを強化、埼玉、神奈川、千葉の3県に新都心を建設することで人口を分散させることに成功したと評価した。

 政府主導のもと、こうした努力が成功し東京は渋滞や環境問題を緩和させ、住みやすい「スーパー都市」にレベルアップしたと言えるだろう。中国でも首都の北京は既に飽和状態で、「大都市病」が深刻になっており、慢性的な渋滞や環境の悪化が問題となっている。この点、東京は適切に対処できており、北京などの中国の大都市の良い手本になっているに違いない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)