中国メディア・東方網は3日、以前に比べれば男女の格差が縮まりつつある日本において、現在もなお「女人禁制」状態が続いている4つの事柄を紹介する記事を掲載した。

 記事は、「中国は男女の平等を重視しており、男女問わず十分なリスペクトが得られる。一方で日本ではなおも女性が禁止されていることがある」として、4つの事柄を挙げている。

 1つめは、女性が登頂を禁止されている山があることに言及した。奈良県にある大峰山では法律などで禁止されているわけではないものの、山全体が女人禁制とされていることを紹介。その理由について「山に籠る男性の修行の妨げになるから」と伝えた。

 2つめは、大相撲の土俵に上がること。女性の相撲も競技としては存在するものの、大相撲の世界では女性が土俵に上がることが認められていないことを説明したうえで「この規定は女性差別であるとみなされていることもあり、相撲が五輪競技として選ばれたことは過去に一度もない」としている。

 3つめに挙げたのは、カプセルホテルだ。日本でカプセルホテルができた頃から、宿泊できるのは男性のみとするホテルが多く、女性の利用は断られてきたと紹介。近ごろでは女性が利用できるカプセルホテルも増えているものの、なおも男性しか利用できないところも存在すると伝えた。

 カプセルホテルの「女人禁制」については、差別的な要素というよりも、構造上女性の身の安全を十分に確保できないという要因が大きかったものと思われる。近年になって、男女で利用階を分けるなど安全が確保できる状況が整備され始めたことで、女性が気軽に利用できるカプセルホテルはかなり増えている。

 最後の4つめは、寿司職人である。寿司は日本を代表するグルメだが、日本にはかつてより「女性は寿司を握ってはならない」という不文律があり、現在に至るまでその考えが代々伝わっているとした。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)