中国の自動車市場は不振が続いているようだが、日系車はそのなかでも健闘している。特にレクサスの人気が高いという。中国メディアの今日頭条は4月29日、中国でレクサスの人気が高い理由について分析する記事を掲載した。「車をよく分からない人が多いから」という意見があることを紹介しつつ、「真逆である」と反論している。

 記事の中国人筆者自身もレクサスESに乗っており、他の人にもレクサスを勧めているそうだ。中国におけるレクサスESの人気は、中古でも値が下がらないことからも分かるという。筆者が購入したのは、2年半落ちで走行距離10万キロのES200だというが、それでも24万元(約400万円)したそうだ。当時、新車でも30万元(約500万円)程度で購入できたことからも、中古でも価格が崩れない人気ぶりを強調している。

 日本でレクサスESモデルを知っている人はそれほど多くないかもしれない。日本ではトヨタの「ウィンダム」という名称で販売されていたからだ。海外での販売は好調で、特に中国では非常に人気が高い。日本では2018年10月から販売が行われている。

 ではなぜ、中国人にレクサスESがこれほど人気なのだろうか。記事は「ボディが大きく、見た目がかっこよく、質が高い」と分析。馬力でやや劣るものの、「何といっても、総合的にレベルが高く」小さな欠点は補って余りあると伝えている。

 例えば、デザイン性について、フロントやボディライン、ヘッドランプ、インテリアのいずれも「万人受けするビジュアル」だと絶賛。しかし、生産能力に限りがあるため、販売台数ではキャデラックに及ばないほどだが、これだけ中国市場で長く人気を保っているのにはそれだけの理由があると称賛している。

 記事はデザイン性のほかにも、品質、乗り心地の良さ、値崩れしないこと、アフターサービスの良さなども人気の理由だと指摘した。記事では触れられていないが、レクサスは完全輸入車で、中国では生産されていないことも人気の理由の1つかもしれない。いずれにしても、レクサスESは中国市場でますます中国人ユーザーの心をつかんでいくだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)