北京市では4月28日に世界園芸博覧会が開幕した。中国メディア人民網は30日、博覧会における日本の展示が、日本庭園と花文化の美しい融合を見せており、来場者を魅了していると報じた。

 記事は、同博覧会の日本出展ゾーンは総面積2500平方メートルの広さで、屋外の庭園と屋内展示の形式によって、屋内外で統一された景観、庭園文化と花文化の見事な調和を示していると伝えた。

 そして、庭園の入口には5日の子どもの日にちなんで鯉のぼりが掲げられ、中に入ると池泉式の庭園が眼前に広がると紹介。「清らかな水の流れが石の山を通って池の中に注がれ、遠くの山々も庭園の借景として利用されている。池のほとりの砕石は、幽谷の渓流から広い海に向かう流れを彷彿とさせる」と説明した。

 また、池には鮮やかな色彩のニシキゴイ38匹が泳いでおり、来場者が足を止めて写真を撮影していたと伝えるとともに、ニシキゴイはすべて日本のニシキゴイ発祥地である新潟県から持ち込んだものであると説明。ニシキゴイが池で泳ぐ姿が庭園と見事にマッチしており、大きな見どころになっているとする国土交通省都市局国際緑地環境対策官の話を伝えた。

 さらに、ゾーンの西側にある日本パビリオンは伝統的な茶室のたたずまいを持っており、庭園との融合が図られていると紹介。屋内に入ると腰窓から庭園を眺めることができるほか、日本の独特な生け花や盆栽芸術作品が数多く展示されており、来場者の注目を集めていたとしている。

 同博覧会は、10月7日までの約半年間開催されている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)