5月1日を迎え、平成の時代が幕を下ろして新たに令和の時代がスタートした。中国メディア・新京報は4月30日、天皇を退位された上皇陛下の今後の過ごされ方について、ご自身のライフワークであるハゼの研究に多くの時間を費やされることになると報じた。

 記事は、上皇陛下は天皇から退位されたことで国民と交流をする機会は少なくなるものの、国民に寄り添うお気持ちに変わりはないと宮内庁関係者が語ったことを伝えるとともに、陛下が魚類の研究者であることから、多くの時間を専門分野であるハゼの研究に投入されることになるだろうと伝えた。

 そして、陛下がこれまでに魚類の研究に関する論文を33本発表されており、そのうち9本は天皇在位中に発表されたものだと説明。幼年期より生物の研究に大変興味をお持ちになり、皇居の動植物観察を好まれたとし、皇太子時代の1963年にご自身初めてとなるハゼの研究論文を日本の「魚類学雑誌」に発表されて大きな注目を集めたと紹介している。

 また、先月5日にも33本目となる、陛下が京都御苑の仙洞御所の池で採集されたハゼの遺伝子分析に関する論文を発表されたとした。

 記事はさらに、陛下が魚類の研究者であることは国民にも広く知られており、神奈川県藤沢市の新江ノ島水族館では退位された4月30日まで、陛下が研究に取り組まれてきたハゼの特別展示が行われていたことも併せて伝えている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)