日本は世界的に見ても自殺率の高い国だと言えるが、中国メディアの快資迅は26日、「日本社会が抱える精神的な闇が異常な域に達している」と主張する記事を掲載した。

 記事は、日本の自殺率が高いのは、日本人特有の「他人に迷惑を掛けたくない」という考え方が関係していると主張した。厚生労働省の統計を見ても、4ー5月は1年のうち自殺が増加する季節であることが明らかになっているが、「それは日本人は会社や周囲に迷惑を掛けないために年度が終わった時を選ぶからだ」と主張した。

 また、自殺をするにしても他人に迷惑をかけないような配慮も見られるとし、これは中国人からすると衝撃的な考え方であり、中国人が訪日した際に深い印象を与える「日本人の礼儀正しさと素質の高さにつながるものだ」と主張した。例えば、電車の車内で周囲に迷惑を掛けないために携帯電話での通話を避けることや、中国で問題となっている「熊孫子」と呼ばれる手がつけられない悪ガキがいないなど、「日本人は何処にいても完全に気を抜くことができないようだ」と論じた。

 続けて、「自殺ですら自分勝手に考えることが出来ない日本人を縛り付けているものは何か」と疑問を投げかけ、日本には中国語に完全に訳すことのできない「世間」という概念があり、それは「日本人の間に存在する1つの信仰であり、なおかつ精神的な闇なのだ」と分析した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)