ハンガリー・ブダペストで開かれた世界卓球女子シングルスは、中国の劉詩ブン(雨かんむりに文)選手が陳夢選手との中国対決を制して優勝した。中国メディア・千龍網は26日、女子シングルスのベスト4を中国勢が独占し、日本に完勝したと報じた。

 記事は、女子シングルスの準々決勝でいずれも中国選手が勝ち上がりベスト4を独占した時点で「中国による今大会の同種目金メダル・銀メダル独占、世界卓球女子シングルスで13大会連続の金メダルが決定した」と伝えた。

 そして、中国の世界卓球同種目の戦績を振り返り「1961年の北京大会で中国史上初の金メダルを獲得すると、71年の名古屋、73年のサラエボで連覇を達成。さらに79年から91年まで、中国勢が7連覇を成し遂げた。93年イエテボリでは韓国人選手に優勝を奪われたが、95年の天津から今大会まで13連覇を達成した」と紹介している。

 今大会の同種目には中国から丁寧選手、陳選手、王曼イク(日+立)選手、劉選手、孫穎莎選手の5人が出場し、孫選手を除く4人がベスト4に入り、孫選手もベスト8に入った。記事は、中国勢がドローでうまく分散したうえに、各選手が試合で持ち味を十分に出したことで最高の結果が出たと分析した。

 また、20歳の王選手がベスト4、18歳の孫選手がベスト8になったことについて特に言及し、「2人は向こう10年は中国代表の柱となる選手。2人の活躍により、中国代表は女子シングルスにおける王者の地位を引き続き保ち続けることになりそうだ」と伝えた。

 一方で、ベスト8には平野美宇選手、加藤美優選手の日本選手2人も入ったことを挙げ、日本勢が依然として中国勢の主要なライバルであるとした。そして、来年の東京五輪に向けて絶えず進歩を続ける日本勢に対して、決して油断はできないとの見方を示している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)