中国国際放送局は26日、北京を訪問した富山県の石井隆一知事が、中国の提唱する「一帯一路」構想による日中協力に積極的な姿勢を示したと報じた。

 記事は、25日に北京で開かれた第2回「一帯一路」国際協力サミットフォーラムの地方協力サブフォーラムに出席した石井知事が「一帯一路」構想について、中国が自身の発展と世界の発展をリンクさせた構想であり、県として積極的に協力することを表明したと伝えた。

 そして、同放送局のインタビューに対して「現在日中両国の関係は良い形で進展しており、この流れを『一帯一路』とつなげることで、中国と富山県、中国と日本を共に発展させ、ウインウインの関係を確立したい」と語ったことを紹介している。

 石井知事はまた、今回の北京訪問が中国や世界に同県を紹介する絶好の機会であるとの考えを示すとともに「これまで遼寧省をはじめとする中国各地と交流してきたが、互いに努力することでわれわれの関係はさらに1つ上の段階へと進むことができると信じている」と述べた。

 記事は同県について日本の伝統工芸が発展している地域の1つであると紹介。今回の石井知事の訪中に地元の漆器、銅器、螺鈿職人らが随行し、北京市内の798芸術エリアで富山伝統工芸展を開催して120点の工芸品を展示したと伝えた。

 同県は1984年、遼寧省と友好県・省協定を結んでおり、現在に至るまで各種の交流活動を続けている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)