4月23日、中国で海軍創設70周年の祝賀観艦式が行われ、日本は海上自衛隊の護衛艦「すずつき」を派遣した。中国メディアの今日頭条は25日、すずつきを紹介する記事を掲載し、「中国の1990年代の護衛艦にも劣るのではないか」と伝えた。

 記事は、護衛艦すずつきについて「最大排水量6800トンの汎用護衛艦であり、中国海軍の蘭州級駆逐艦と同党の大きさ」であると紹介する一方、「こんごう型護衛艦」や「あたご型護衛艦」といった日本の主力護衛艦に比べれば「二等級の護衛艦に過ぎない」と論じた。

 続けて、中国ネット上では観艦式に日本がすずつきを派遣した理由をあれこれと推測する声が存在したことを紹介する一方、「他の艦艇には米国の技術が数多く搭載されているが、すずつきは日本の技術が多く、米国の顔色を伺う必要がなかったためではないか」と考察した。

 さらに、すずつきに乗船し、見学してみて感じたこととして「インドの艦艇に比べると、甲板は非常に清潔だった」と伝える一方で、船上では電波の反射を抑える設計としては相応しくない箇所が多々みられ、あまりステルス性能が重視されていないように見受けられたと主張。すずつきは中国海軍の最新鋭の軍艦と比較した場合、圧倒的に劣っていると言えると主張した。また、すずつきには「艦対艦ミサイル発射装置」が存在したが、そのミサイルの射程距離は非常に短く、すずつきの「艦対艦」の能力としては「中国の1990年代の護衛艦にも劣るのではないか」と論じた。

 これに対し、中国のネットユーザーからは「すずつきは日本の最新鋭護衛艦ではない。日本は本当に実力を隠すためにすずつきを派遣したことを知っておくべきだ」、「日本の造船技術は中国の30年は先を行っているはずだ」、「自動車をはじめ、中国製品は日本製品の品質には敵わないのが定説だ。軍艦だって同じだろう」といったコメントが寄せられていた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)