「日本はきれいだ」というのは中国人の共通認識となっていると言えるが、日本では建築現場でさえきれいであり、この点は中国の現場とは全く違うという。中国メディアの今日頭条は20日、「日本の工事現場はなぜこんなにきれいなのか」と題する記事を掲載した。日本の建築現場から「学ぶことが多すぎる」と感心している。

 記事の中国人筆者は、最近日本へ行った友人から「建築現場もきれいだ」と聞いたと紹介。日本がきれいな国だというのは知っていても、建築現場まできれいだというのはあまりよく知られていないようだ。中国では都市部になると高層ビルが多く立ち並び、建築中のビルも多くあるが、「ほこりと騒音」がセットなのは当然のことと思われている。では日本ではなぜ「きれいで騒音もない」のだろうか。記事によると、2つの理由が考えられるという。

 1つは「まわりを防音シートで囲んでいる」ことだ。ぐるっと建物全体にシートを張り、「てっぺんまで」囲んでいるために建築現場だとは分からないほどだと感心した。この方法は「利点があり過ぎ」であり、騒音が抑えられ、同時に建設作業で出たほこりも外に出ることがないと称賛している。

 2つ目は「建設車両は洗車」してから車道に出ていること。建設用の車両は泥やほこりが付くので、洗い流してから車道に出るので現場付近がきれいな状態に保たれているのだと分析した。

 最後に記事は、「小さな建築現場を見るだけでも、日本人の理念を垣間見ることができる」と感想を記している。日本では、建設現場において「最も大切なのは人」なので、できるだけ静かに、きれいにするように心がけているという。また、他人に迷惑をかけないことも徹底しており、この点は中国人も学ぶべきだと称賛している。

 この記事に対して、日本の建築現場を称賛するコメントが多く寄せられた。たとえば、「お金の問題ではなく、理念の問題なので中国では永遠に無理」、「まじめな民族と差不多(チャブドー、大体の意味)の民族の違い」、「安全のためにも中国はよく学ぶべきだ」など、良い点は見習うべきだとの意見が多かった。建築現場においても中国は日本から学べることは多くあるようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)