中国メディア・東方網は24日、「もう何十年も日本の自動車エンジンを分解して研究してきたのに、どうして中国メーカーの技術は日本に追いつけないのか」とする記事を掲載した。

 記事は、現代における中国の自動車産業の発展は目覚ましく、特に吉利、長城といった中国メーカーは猛烈な勢いで成長していると紹介。一方で、中国の自動車産業の歴史は浅く、国産自動車にはなおも一連の欠陥が存在すると指摘した。そして、国産車は長年にわたり、世界最高峰といわれてきた日系のエンジンに対する分解研究を続けているにもかかわらず、現在に至るまでめぼしい結果が出せないでいると伝えた。

 また、エンジンが自動車の良しあしを左右すると言われるなか、日系車が搭載しているエンジンは非常にしっかりとした構造なうえ、燃費も非常によく、世界的にも広く認められている一方で、中国メーカーの多くは依然として比較的形式の古い三菱製のエンジンを利用している状況だとしている。

 このような状況が長年続いている背景として記事は「エンジンを開発するには莫大な資金が必要で、底なしとさえ言える。それゆえ、多くのメーカーが大枚をはたいて自主開発をしようとしないのだ。つまり、現状の中国メーカーは、エンジンを自主開発できるほどの力をまだ持ち合わせていないのである」と解説した。

 さらに、現在は自動車技術の開発サイクルが非常に速く、せっかく努力して技術を開発しても、相手も努力してさらに新しい技術を生み出してしまうためいつまでたっても抜き去ることができない状況だとも説明。「もし他人が一歩進むときにわれわれが二歩進めれば、いつかは超えられる日がやってくるかもしれない」とし、日本を上回る研究開発速度を身に着けないことには日本の後塵を拝し続けるとの見方を示している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)