日本と米国は第2次世界大戦では敵同士だったが、現代では同盟国となっている。しかし、中国人から見ると日米の関係性は奇妙に感じられるところがあるという。中国メディアの今日頭条は17日、かつて日本は米国に打ち負かされているにも関わらず「なぜ日本人はずっと米国人を慕っているのか」と問いかける記事を掲載した。

 これは中国人が幼い時から受ける愛国主義的な教育に関係していると思われるが、中国人は「かつて日本から受けた仕打ちを忘れてはならない」と叩き込まれるため、日本に対して否定的な感情を持つ人は少なくない。しかし、日本人は米国に敗戦した際、大きな痛手を追っているにも関わらず、「米国人に対して恨みや憎しみといった感情は無く、逆により近づこうとしている」と指摘。こうした態度は中国人からすると非常に不可思議だと主張した。

 記事は、これについて「米国が投下した原爆の被害は大きかったが、それまで神格化されてきた天皇の存在を米国が象徴としての存在へと置き換えた」とし、こうして確立された制度によって現在の日本があると説明。また、日本人は弱者には強く、強者を認め、強者に従う国民性であるがゆえに、自分たちを打ち負かした米国を慕うようになったのではないかと考察した。

 一国の勃興には様々なプロセスがあり、原動力となるものも異なる。中国人からすると「自分たちが持つような複雑な感情を、日本人は米国に抱いていない」ということが理解しがたく感じられるようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)