中国メディア・東方網は22日、科学技術が相当に発展している日本において、中国のようにネットショッピングが爆発的に普及しない理由について考察した記事を掲載した。

 記事は、「中国は今やすでにネットショッピングの天下である」とし、ネットショッピングがすでに多くの人の生活において欠くべからざる一部になっていると紹介。その背景には、行動が活発な中国のネットユーザーによるモバイル決済習慣の浸透と、ネットショッピング自体が持つ利便性の高さがあるとした。

 一方で、世界的に見てネットショッピングが大きなムーブメントを巻き起こしているのは中国ぐらいであると指摘。外国では依然としてリアルな店でのショッピングが好まれ、現金やクレジットカードでの決済が主体になっていると伝えた。

 そして、最たる例として日本の状況について言及。「日本は世界中が注目する経済的な実力を持つアジアの強国で、科学技術レベルもアジア随一であるにもかかわらず、ネットショッピングという分野においてはワンテンポ遅れを取っている。この状況は、日本の国情から説明する必要がある」とした。

 そのうえで、社会、仕事、生活におけるストレスが大きく、生活リズムが非常に速い日本では、余暇に商業施設に出かけてショッピングすることがストレス解消の大きな選択肢になっていると紹介。日本の商業施設や店舗はサービスや品物が充実しており、単に買い物をするだけでなくレジャー的な要素も兼ね備えているため、日本人にとってはネットショッピングに置き換えることのできない大切な存在になっているのだと説明している。

 中国ほどではないにしても、日本でもネットショッピングはある程度普及している。利便性を追求するネットショッピングと、楽しさを求めるリアルな「お買い物」の住み分けができているのが日本の状況と言えそうだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)