中国のポータルサイト・百度で4月19日、日本の寺について「中国にも寺があるが、中国とは大きく違う部分がある」とする文章が掲載された。文章の作者は、日本の寺のほうにより好感を抱いているようだ。

 文章は、近年日本が中国人観光客にとって人気の旅行先になっているとし、日本が中国と同じく仏教国で、深い仏教文化を持っている点からも、多くの中国人観光客を引き寄せていると紹介した。

 そして、日本の仏教は中国の唐の時代に伝わり、すでに1400年以上の歴史を持つとし、今では日本国内に7万か所あまりの寺院があり、各寺院の仏像を合わせると30万体以上にのぼると説明している。

 また、日本の寺は中国の寺院建築の要素を参考にしているものの、自国内で絶えず改良と革新が繰り返され、非常に精緻で観賞価値の高い寺院建築群が出来上がっており、中国人観光客をはじめとする世界各地からの観光客が鑑賞や参拝に訪れているとした。

 そのうえで文章は、「日本の寺と中国の寺が鮮明なコントラストをなしている」点として、中国の寺の多くが商業化されてしまっていることを指摘。「神話や伝説を使って観光地化を進め、ワンストップな有料サービスを提供するようになり、それまで参拝に訪れていた人たちにとっての信仰的な価値がなくなってしまった」と説明している。

 一方で、日本の寺の多くは入館料を取らず、無料で対外的に解放されていると紹介。境内では商業的なにおいがせず、記念品や工芸品などのお土産は門前の路地や商店街で売られており、観光客をだますような商売は行われていないと伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)