来年の2020年東京五輪で日本と中国がライバルとして激しくメダルを争う種目は少なくない。卓球、バドミントン、体操とともにその1つとして特に中国メディアが注目しているのが、陸上男子400メートルリレーだ。中国メディア・新浪体育は21日、カタール・ドーハで行われる陸上アジア選手権では同リレーの対決が「棚上げ」になったと報じた。

 記事は、21日より開幕する同大会には中国から89人、日本から80人程度の選手が派遣されると紹介。その中で日本の短距離の主力選手である飯塚翔太選手が急性盲腸炎のために19日に急遽参加を取りやめるという情報が入ってきたと伝えた。

 そして、飯塚選手は今大会男子200メートルにエントリーしており、エントリー選手の中では最高のベストタイムである20秒11を持っていたと説明。20秒16のタイムを持つ中国の第一人者・謝震業選手とのトップ争いが予想されたが、飯塚選手の欠場により謝選手が優勝争いで非常に優位に立ったとしている。一方で、もう1人の日本人選手である小池祐貴選手と台湾の楊俊瀚選手も20秒23というベストタイムを持っており、注目が集まると紹介した。

 記事はまた、「飯塚の欠場で気になるのが、やはり男子400メートルリレーの状況だ」とし、飯塚選手が2016年のリオ五輪、17年の世界選手権で2走を担当して表彰台入りに貢献したことを紹介。そのうえで「実は、飯塚の欠場であれこれ推測する必要はない。今大会、日本は男子400メートルリレーに出ないのだ」として、大会の公式出場リストで同リレーの欄に日本代表の名前がないことを説明し、スーパーエースの蘇炳添選手を欠きながらも3人の主力を揃えた中国代表が金メダルを獲得する可能性が高いと伝えている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)