中国メディア・東方網は21日、サッカー・Jリーグのガンバ大阪に所属するベテランMF遠藤保仁選手がリーグ22年連続ゴール記録を作り、偉大なるレジェンドの道にさらに一歩前進したと報じた。

 記事は、2014年に引退した元マンチェスター・ユナイテッドのレジェンド、ライアン・ギグス氏が英プレミアで23年連続ゴールという記録を作り上げたことを紹介し、「日本サッカー界のレジェンドである遠藤が、まさにこの記録に向かって前進している」と伝えた。

 そのうえで、遠藤選手について中国代表キャプテンを務める鄭智選手と同じ1980年生まれであるとし、高校を卒業した98年にJリーグの横浜フリューゲルスに入団、その年の鹿島アントラーズ戦で初ゴールを決めて以降、昨シーズンまで21年連続でゴールを決めてきたと紹介した。

 そして、20日の大分トリニータ戦で、0-1と相手にリードを許す状況から遠藤選手がロングシュートを決めて引き分けに持ち込んだとし、このゴールが遠藤選手にとって今季初得点となるとともに、プロ入り連続ゴールの記録も22年に伸びたと伝えている。

 記事はまた、J2だった13年の5ゴールを含む通算108ゴールはMFとしてはリーグ史上最多得点であるとも紹介。近年は体力の衰えが目立ち、ピッチでの運動能力も落ちているものの、日本サッカー界屈指という試合全体を見渡す能力、パスを出す能力の高さは健在であり、今もなおクラブに不可欠な主力MFとしての地位を保っているとしたうえで、「この点において、鄭智と非常に似ている」と評した。

 遠藤選手と鄭智選手とは同じ年齢であり、ポジションもMFで同じである。しかし、2人の間には決定的に違う大きな点もある。それは、遠藤選手が2015年以降日本代表から遠ざかっているのに対し、鄭選手は依然として中国代表の主力としてキャプテンマークを着けていることだ。それは、中国サッカー界において鄭選手の能力と鄭選手に対する信頼の高さの表れとも言えるが、一方で中国の若手が台頭していないこと、選手層の薄さの裏返しでもある。

 ベテラン選手としてできるだけ長くプレーを見ていたいが、プレー自体はクラブチームでも続けられる。中国代表としては、そろそろ新旧交代を本気で考えなければいけない時期だと言えそうだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)