中国メディア・東方網は20日、国土面積が少ない日本が、穀物大国の中国にわざわざ穀物を輸出する理由について説明する記事を掲載した。

 記事は、日本が非常に小さい国であり、国土面積が約38万平方キロメートルと雲南省と同じくらいしかないにもかかわらず、人口は同省の3倍近くとなっており、1人当たりの国土利用面積がとても逼迫していると紹介。一方で、そんな日本から現在コメが中国に輸出されていることについて、中国国内には疑問を持つ人がいるとした。

 そのうえで、国土と資源に乏しい日本が、国土も資源も豊かな中国に対して穀物を輸出するという状況について「これは日本の農業が持つ土地利用率の高さが大いに関係している」とし、少ない土地で効果的に作物を栽培することができ、コメに関しては日本本土で必要な分を十分に確保できているのだと説明している。

 また、日本は作物の栽培効率を高めていく中で、栽培技術においても作物自体についても高い品質を求め続けており、そうすることで国際市場での商品価値も高まっているのだと指摘。日本の自給率はフランスのような農業大国には到底かなわないが、質の高さという強みを持っていることで世界に輸出して儲けることができるのだと解説した。

 そして、特に中国に日本のコメが輸出されることに関しては「中国国内の消費者が穀物の質に対してより高いものを求めるようになっており、良質な農作物が出回るとあっという間に売り切れるようになった。日本はまさに良質という強みを持っているから、わが国にコメを輸出できるのだ」と伝えている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)