日本を訪れた中国人が驚くことの1つに、公務員の態度が「横柄ではない」ということが挙げられる。空港などでパスポートをチェックする入国審査官は笑顔で対応してくれ、街で見かける警察官は道を尋ねれば優しく教えてくれる。

 しかし、中国の公務員は往々にして態度が横柄であり、特権を振りかざす人も少なくないため、人びとの評判は決して良くないのが現状だ。中国メディアの捜狐は16日、日本の公務員を見て初めて「人民に奉仕する公務員たるもののあるべき姿」を知ったと論じる記事を掲載した。

 記事は、中国での公務員や役人のイメージは「人びとに恐れを抱かせる存在」であると伝え、中国の庶民たちが税務署や税関、出入国管理局などで何かの手続きを行う場合は「まるで皇帝への謁見であるかのように、恭しい態度が必要となる」と主張。しかし、日本の場合は「全くの逆」であり、どこでどのような手続きをしようとも「日本の公務員は丁寧に対応してくれる」と紹介した。

 さらに、日本の公務員が一般庶民に対して礼儀正しく、謙虚に対応できるのは「公務員個人の資質によるところよりも、公務員の管理・監督が機能しているため」だと主張。日本では公務員の汚職を告発するのは非常に簡単であり、国民も公務員が税金を浪費しないよう厳しい目を持っているため、公務員は自分たちのイメージや振る舞いに気を使っていると紹介した。

 記事は、公務員の態度は「その国が国民をどれだけ大切にしているかを示している」としたほか、公務員の態度は「国家の文明レベルの物差しでもある」と主張。日本の公務員の態度から「日本という国の文明レベルの高さ」が見て取れると伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)