近年、日本に留学する中国人学生が増えている。日本学生支援機構によれば、2018年5月時点で日本に留学していた中国人学生の数は11万4950人に達した。

 日本と中国は隣り合っているものの、両国の文化や人びとの習慣には異なる部分がたくさん存在し、中国人留学生たちも日本での留学生活が長くなると、日本の文化や習慣に「染まって」しまい、中国ではごく一般的でありながらも、あまり好ましくない「悪習」が改善されるというメリットがあるようだ。

 中国メディアの快資訊は11日、日本への留学で感じる生活習慣の変化を紹介する記事を掲載し、日本での生活によって改善される悪習について紹介する記事を掲載した。

 記事はまず、中国では日本のように毎日「風呂」に入る習慣がなく、シャワーで済ます人も多いが、中国人留学生たちは日本で暮らしているうちに「どれだけ寒い日でも風呂に入って、毎日髪の毛を洗うようになる」と紹介。むしろ、毎日洗わないと「不快感」を覚えるようになると紹介した。

 続けて、中国で生活していた頃は寒くないにもかかわらずエアコンを付けていたり、部屋の電気を付けたままにしていた学生でも、日本に留学してからは無駄な電気は使用しなくなると紹介。日本では電気代が安くないうえ、留学生という立場であるためか、節約の意識が高まるのだという。

 他にも、食事の際に大声で話をしなくなると紹介したほか、飲食店などで食べきれないほど料理を注文しなくなったと伝えた。中国では食事は賑やかにするものという意識があり、大声で話をしていても誰も文句を言わない。また、中国の場合は接待などの場では食べきれないほど料理を供することが「もてなし」とされるが、日本では「浪費」と見なされる。それゆえ、日本で暮らしているうちに食べきれる分だけ注文するという日本式のスタイルが身につくのだという。

 日中では文化や習慣に大きな違いがあり、留学で日本を訪れた中国人もはじめは戸惑うことも多いかもしれないが、しばらく生活すると日本での生活に染まっていくようだ。逆に中国で生活していれば、日本人も中国の習慣に染まっていく。日本では多くの人が他人の目を気にして、他人に迷惑を掛けないように配慮するが、中国ではこうした配慮をしなくなる人もいるようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)