2017年に上野動物園で生まれて新たなパンダブームを巻き起こしたジャイアントパンダのシャンシャンの体重がすでに50キロを超えたことが先日伝えられ、その成長の速さに注目が集まった。中国メディア・東方網は12日「どうして日本にいるパンダはきれいで、中国のパンダは汚れているのか」とする記事を掲載した。

 記事はパンダについて、中国の国宝であると同時に世界から愛されている動物であり、日本をはじめとする外国ではパンダを見るために市民が数時間待ちの列に並ぶことさえあると紹介。そのうえで「日本に行ったことのあるネットユーザーが、日本にいるパンダの毛はおおむね白くてきれいなのに、どうして中国のパンダはいつも汚れているのだろうかという疑問を抱いた」とした。

 そして、中国のパンダの多くが、白黒のツートンカラーというパンダのイメージから離れて「茶色と黒」の2色になっている理由について、中国の飼育員の話として「中国にあるパンダ飼育基地は敷地が広く、自然にかなり近い状態になっており、パンダには好きなように遊ばせている。水たまりに入って泥だらけになっても構わないのだ」と説明。一方、日本の動物園にいるパンダは、中国のパンダ基地ほどの開放的な環境になく、飼育場所は清潔が保たれているために、中国のパンダのように泥だらけにならないのだと伝えている。

 記事はまた、パンダはほかの動物同様、自身の皮膚を守る油脂が分泌されており、これを洗ってしまうと皮膚が保護されなくなって免疫力が低下してしまうため、汚れたからといって頻繁に洗浄すべきではないと紹介。泥だらけの中国のパンダのほうが、よりパンダ本来の野性的な姿に近いとの見方を示した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)