4月4日からの1週間で、サーチナで最も読まれた記事ベスト3は以下の通りだった。

 第1位は、「インドで体験した親日感情、『インドだけじゃないぞ、東南アジアはどこも同じだ』=中国」(公開日:4月5日)。ある中国人がインドに1カ月滞在したところ、現地インドにおいて、日本がいかに慕われているかを感じたという。日本製品に対するインドの人々の信頼や、日本人に対する親近感など、国境紛争を抱える中国に対する態度との大きな差を感じたという。

 そして、この中国人筆者は、日本や日本人に対する親近感や感謝の気持ちは、インドだけではなく、カンボジアなど東南アジアの国々に広まっていると感じるという。その日本に対する好印象の理由について、長年にわたるインドや東南アジアに対する日本からの経済支援の結果であると推察している。

 第2位は、「中国人が思う『世界で最も安全な国』 2位は日本で、1位は・・・=中国メディア」(同:4月2日)。訪日中国人観光客が年々増えているが、その理由として、日本の治安の良さに着目している。記事は、危険な国としてインド、アメリカを挙げ、安全な国として、シンガポール、日本、中国を挙げた。安全な国では銃などの所持が禁止され、法律によって犯罪行為が厳しく規制されているため、安心して滞在できるとしている。

 もっとも、中国は、いたるところに監視カメラが設置され、地下鉄に乗るのにも手荷物検査があるなど、厳しい監視体制が敷かれている。犯罪が少ないとはいえ、その生活が心地良いとはいえないようだ。

 第3位は、「まったく解せない! 新幹線はなぜ営業速度『世界一』を我が高速鉄道から奪おうとしないのか=中国」(同:4月8日)。中国では、高速鉄道が世界一速い営業速度を実現し、世界各国に輸出されていることが誇りになっているが、ライバルと認める日本の新幹線が、技術的にはより速く運行できて「世界一」を名乗れるのに、それをしないことを疑問に思うという。

 記事の筆者は、新幹線が運行速度世界一をめざさない理由について、「日本の国土は狭いため、それほどの速度が必要ない」「地震が多いため、高速は危険」などを考えている。しかし、新幹線は、早さはもとより、安全性に価値を認められた交通手段だ。速度の点では、リニア中央新幹線が開通すれば、一段のスピードが実現される見通しになっている。速度・安全性・乗り心地・料金など、交通手段の評価は総合的に判断されるべきなのだろう。(写真は、3つの記事のイメージ写真を合成。イメージ写真提供:123RF)