毎日の生活で目にする風景は「日常」と化してしまうため、見慣れてしまうと違和感を抱かなくなるものだ。しかし、日本には中国人観光客が驚く風景があるという。中国メディアの今日頭条は8日、「日本はどこへ行っても非常に清潔で整然としているのに、頭上には電線が張り巡らされて雑然としている」と驚きを示す記事を掲載した。

 近年増加する中国人観光客は日本人の生活習慣や日本の文化にも大きな関心を抱いている。観光スポットだけでなく、日本の街中を散策する中国人も多いが、街を歩いてみると中国とは異なる部分があることに気付くのだという。

 記事は、日本と中国の街並みで大きく異なっているのは「頭上の電線の多さ」と指摘。日本の街は「ごみ1つ落ちていないなど清潔であるにもかかわらず、道路には電柱が並び、頭上には電線が張り巡らされていて、雑然とした印象を受ける」と指摘し、清潔な街とのギャップを電線から感じると論じた。

 都市化が進む中国では電線は地下に埋められている。日本と大きく異なる点として、中国では土地は国が所有しているため、ひとたび開発が決まれば道路や地下鉄の工事はあっという間に進んでいく。土地の所有権や収用の問題が起きないため、中国の道幅は広く、電信柱もないので非常にすっきりとした印象を受ける。

 記事は、「日本人は秩序や整然さを好み、経済的に見ても電線を地下に埋設することは不可能ではないのに、なぜそうしないのか」と疑問を投げかけつつ、日本では頻繁に地震が発生するゆえに、地中に埋めると災害時の修理に多大な費用と労力がかかるため、地中化を行わないのだと伝えた。

 日本人にとって電柱や電線は当たり前の景色となっているが、確かに初めて目にした外国人からすると確かに乱雑な印象を受けるかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)