近年、急速な成長と変化を遂げている中国。すでに世界第2位の経済大国となり、いち早く先端技術を導入し、キャッシュレス化も進んでいるが、それでもまだ日本に及ばないと感じる点があるようだ。中国メディアの捜狐は9日、中国が「アジア最大の先進国」である日本にかなわない理由を分析する記事を掲載した。記事は3つの理由が考えられるとしている。

 記事はまず、アジアの先進国には、シンガポールや韓国などがあるが、「一番の先進国は日本だ」と主張。日本は「経済でも科学技術でも中国の上をいっている」と認め、アジア一の先進国・日本との違いを考察している。

 記事の中国人筆者は、日本を観光したある旅行者の話から、日本と中国との格差を分析している。その1つ目は「収入」で、物価の違いがあるため一概に比較できないものの、日本の平均所得はまだ中国の及ぶ水準ではないと伝えた。

 2つ目は「きれい」であること。小さな国ではあるものの、その清潔さは世界的に有名で、これは簡単なことではないと感心している。また、ごみの分別が徹底していることに言及し、日本を「アジアで最も環境保護に力を入れている国の1つ」と称賛し高く評価した。

 記事は、最後に「経済格差が小さい」ことを紹介。筆者は、日本では農家の収入が決して低くはなく、ホワイトカラーの人より高いケースもあると聞き驚いたそうだ。中国では収入の格差が非常に大きく、農村部と都心との格差は経済面にとどまらず、インフラ整備や環境など多くの面でも違いがある。その点、「日本は農業従事者への待遇が良い」と紹介、「農業は日本経済の要というわけではないのに、農業大国と言われる中国では受けられない待遇が受けられる」と感心している。

 こうしてみると、日本はGDPで中国に追い越されたとはいえ、先進国として中国に勝る面が少なくないようだ。これからも日本はさまざまな面で中国のお手本となっていくに違いない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)