進化を続ける日本のネットカフェ。単なるインターネットが使える場所のみならず、半個室の空間を自由に使え、サービスも多様化しており、利用の幅が広がっている。中国メディアの快資訊は7日、「一風変わっている日本のネットカフェ」を紹介する記事を掲載した。同じネットカフェでも、中国とは全くの別物だと伝えている。

 そもそも、中国のネットカフェは利用者にとってどんな立ち位置なのだろうか。記事は、主に「ゲームをしに行くところ」だと紹介。日本と違って個室ではなくパソコンが横にズラリと並んでいて、みんなでネットゲームを楽しむところとなっている。高性能のパソコンを持っていてもわざわざネットカフェに来てゲームをする人が少なくないが、これは「雰囲気」を楽しむためで、みんながゲームに集中しているなかで自分もゲームをするのが楽しいのだという。

 これと比べると、日本のネットカフェは目的が多様化していると言えるだろう。「入るとすぐに並んでいるのは、パソコンではなく本棚だ」と紹介。記事は、漫画が非常に多く、どの本も読むことができるとパソコン以外の魅力を伝えた。さらに、ドリンクやアイスが無料で提供されているほか、「個室」のようになっていてプライバシーが守られ、座敷席、ペア席、マッサージ席などブースの種類も豊富だと紹介した。

 さらに、楽しみ方も様々だ。記事は、カラオケやゲーム機もあるほか「シャワーもある」と驚いている。個室があってシャワーもあるとなれば、ホテルに泊まるよりも安上がりになるため、終電に乗り遅れた人が泊まって翌日そこから会社に出勤することもできる、と中国にはない利用方法があると伝えた。あまりに便利で何でもあるために長期滞在者もいると伝えた。

 中国とは全く違う日本の「ネットカフェ」。便利で快適でプライバシーにも配慮した、日本らしい文化の1つと言えそうだ。今後は、中国とは全く違うネットカフェを体験しに、中国からの旅行者に利用されるようになるかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)