日本の農業は「世界のモデル」と言えるほど理想的なのだという。中国メディアの今日頭条は6日、環境に優しく、考え方が進んでいる日本の農業は「中国人農業経営者が目指すべき」農業のあり方を示している、と紹介する記事を掲載した。

 記事はまず、日本の農業がいかに高く評価されているかを紹介。中国では、農業は「西はドイツに、東は日本に学べ」とよく言われていると紹介。特に日本の農業は素晴らしく、世界を震撼させているのだという。

 中国の農業との格差については「隔たりが50年ある」などと言われるが、記事の中国人筆者は大げさとは思っていないようで、むしろ「50年で追いついたら良いほうだ」と、いかに日本が進んでいるかを強調した。例えば、都会と農村の格差で言えば、日本は半世紀かけて格差是正に努めてきた。そのおかげで、農家の収入も今では決して低くない水準となっているが、「中国ではむしろ格差が広がっている」と指摘している。

 また、農作物にとって「土地の良さ」は重要だ。日本では良い作物を作るには良い土壌が必要だという考え方が広まっているが、中国はこの点遅れているという。さらに、中国の農業は個人経営が多くて競争力に欠けるが、日本では農協の存在もあり「協力関係」にあると感心している。さらには、「栽培する作物の種類をしぼり、質の追求に励む」と日本の農業の特徴を分析した。

 記事では、ほかにも日本と中国の農業にある違いを紹介しているが、最後に、日本の農業は世界のモデルになっていると称賛。世界から視察者が訪れるほど成功例として認知されていると感心している。

 日本の食料自給率は決して高くはないが、日本は農業の質の高さで「世界の目指すモデル」になっていると言えるだろう。中国は経済規模では日本を追い越したとはいえ、農業では日本から学ぶべき点が多くあるようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)