中国メディア・東方網は8日、日本の銭湯について「最初は慣れないが、慣れると非常に快適だ」と紹介する記事を掲載した。

 記事は、日本が温泉で有名なことから、多くの人が日本で温泉宿に宿泊し、さまざまな温泉浴を楽しむ一方で、日本の街にある銭湯を体験した人は決して多くないだろうとし、温泉旅館とは異なる大衆的な銭湯について3つのポイントを紹介した。特に銭湯らしさが感じられるのは、最初に取り上げた点だ。

 1つ目は、建物に入ると男女の脱衣所や浴室が壁1枚で隔てられているだけで、上の部分はつながっていることを挙げた。それゆえに反対側から音がよく聞こえ、女性にとってはまるで男性が近くにいるかのような錯覚になるとする一方、実際には覗かれずに安心して利用できる構造になっていると説明した。

 2つ目は、日本の銭湯では座って体を洗うシステムになっている点である。立ってシャワーを浴びるのが一般的な中国人としては最初は非常に不慣れであるが、座って体を洗うと体の隅々まできれいに洗えるうえに疲れず、非常に心地良いのだと紹介。シャワーとカランの切り替えや温度調節が自分ででき、洗髪にも洗顔にも便利であるとし「このようなデザインは非常に人本位だと感じる」と評している。

 そして3つ目は、銭湯の醍醐味である大きな浴槽に浸かることができる点を挙げた。浴槽は全身を湯に入れることもできれば、半身浴も可能な構造になっており、10分も浸かっていれば体の中の寒気はみんな出ていってしまうとした。そして、風呂から上がるとドライヤーのほか体重計やマッサージ器、さらには自動販売機も設置されており「正にほしい物が手に入る設計になっているのだ」と伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)