中国メディア・東方網は5日、中国では非常に多くの人が好んで食べるある「肉」が、日本ではあまり食べられていないことを紹介する記事を掲載した。

 記事は、日本の食べ物というとやはり寿司や刺身など海産物を用いた料理を想起すると紹介。それは日本が四方を海に囲まれた島国だからであるとした。

 そのうえで、日本の寿司や刺身といった魚介類の料理は確かに中国でも人気が高まりつつあるものの、羊肉への愛着ぶりから見れば大したことはないと指摘。牛肉や豚肉、鶏肉にはない独特のにおいを持つものの、羊肉は食べると全身が温まることから、中国では特に冬場は羊肉を食べる機会が多くなり、街にも羊肉の鍋や串焼きといった様々な羊肉料理店が立ち並ぶと説明している。

 一方で、日本人は羊肉のにおいを苦手とし、食べたとしても無理やり何とかという人が多いと説明。このため、日本では羊肉料理店を見かける機会が非常に少ないと伝えた。また、日本ではそもそも中国の草原地帯のように大量のヒツジを飼育する土地がなく、ヒツジの数も非常に少ないため、食べようとしてもコストが高くつくとも解説した。

 牛、豚、鶏といった肉は、非常に多くの日本人が特に好き嫌いなく食べることができる。これに対して羊肉は日本人にとっては「好きな人は本当に好きだが、あのにおいがダメな人は本当にダメ」と好き嫌いの差ががはっきりした食肉だと言える。それでも近年では臭みの少ない新鮮なラム肉が多く出回るようになったことで、以前に比べれば羊肉に抵抗を持たない日本人の数は増えているのではないだろうか。

 記事は最後に「中国グルメの種類の多さは、語っても語り尽くせないほど。これは数種類しか名物料理がない他国とは明らかに違う。中国人として、これほどたくさんの種類のグルメを味わうことができるのは非常に幸せなことだ」と結んでいる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)